|
|
|
|
止まり木の製作 |
木材 |
コンゴウやオウム等はクチバシの力が強いため、柔らかい木材ではあっと言う間に齧って折ってしまいます
自作の止まり木に使う材料はかなり硬い木材を使用しなければなりません
国産材で硬い木材では樫(カシ)、椚(クヌギ)、欅(ケヤキ)、栗(クリ)等です
田舎の方だと問題ないと思いますが、都市部や田舎に知り合いの居ない方では大変だと思います
これらの木材は雑木と呼ばれる種類になり、鳥の止まり木にする太さの枝は一般的に商品価値はほとんどありません
うまく伐採している山に行き、事情を話せばタダでもらえるような物ですのでそんな場所が近くにあるようなら作業員の方に相談してみて下さい
もし、近くでしいたけの栽培をしておられるような工場があればそちらで聞いてみるのも良いと思います
クヌギなどはしいたけのほだ木に使用しますので、山に行くと枝は捨てられてますのでそれをもらったりする事ができます
もし、どうしても入手できないようであればホームセンターで鍬(クワ)の柄を買っても良いですが、そうなると自作するより買った方が安いでしょう
うまく材料が手に入れば次は乾燥させます
話が前後してしまうのですが、木を切るのは寒い時期に切ると虫が入りにくいと言われていますので冬に切るのが良いようです
切ったばかりの木は水分を含んでおり、まだまだ柔らかくて使えません
日陰で3ヶ月から半年干して乾燥させます(直射日光を当てますと急に乾燥し割れます)
乾燥させたら木材はOKです
|
金物 |
止まり木の太さにより、使用する金物が変わります
ある程度太い物であれば鬼目ナットを使用します
鬼目ナットは何種類かありますが、上の写真のような物が必要です
木が細い場合はハンガーボルトを使用します
他、鬼目ナットを使用する場合は取り付けにあたりボルトが必要になりますし、ハンガーボルトを使用する場合はナットが必要になります
サイズは止まり木の太さにもよりますが、6ミリのボルトで良いと思います
ちょっと特殊なボルトですが、大き目のホームセンターに行けば手に入ります
|
工具 |
ドリル
木に下穴を開ける必要があります
鬼目ナットの場合は8ミリ、ハンガーボルトの場合は6ミリのドリルが必要です
スパナ(10ミリ)
止まり木の取り付けに使用します
ハンガーボルトで製作する場合は木にハンガーボルトを入れるのにダブルナットをかけますのでスパナが2組必要になります(メガネレンチでも当然可です)
六角レンチ
鬼目ナットで製作する場合は必要です
6本組みで200円位で特売しています
|
|
|
|
|
|
|