|
|
|
|
コンゴウを逃亡させたら |
はじめに
|
あちこちの掲示板を見ておりますと時々鳥を逃がし、捜索の書き込みを見る事があります。
飼い主さんは必死で探している事だと思いつつ拝見しております。
恥ずかしい話ですが、私も過去に数回の逃亡騒ぎを起こしており、幸いにも無事生還しております。
その時の体験談を書かせて頂きますので何かの参考になれば幸いに思います。 |
逃亡したら |
発見する事が第一歩です。 できる限り早急に探して下さい。
時間が経てば他の場所に飛んでしまう事があります。
飛ばしてしまったら、飛んだ向きを良く考えて下さい。
室内で飼われているコンゴウはそんなに飛ぶのも上手でなく、方向もそんなに変える事はできません。
距離もそんなに飛んでないはず(マンションの高い階とかだと別ですが)なので早急に付近を捜して下さい。
車や野犬に襲われる事がありますので急いで探して下さい。
鳥は本能で高い場所に登ります。
また、彼らは鳴いてコミュニケーションを取ります。
飼い主さんが呼びかけると必ず鳴いて答えるはずです。
私の場合、どこに居るのかはすぐに見つかり、居場所を探すのにはそんなに苦労はしませんでした(派手な色で大きいので良く目立ち見つけ易いです)。
鳥は知らない所に飛んでしまって怖くて不安で早く帰りたいと思っています。
近くに行って呼べば答えるはずです。
聞きなれた声だと必ず答えます。
ふだんはあんまり好きじゃない人でも寄ってきます。
手分けしてみんなで探して下さい。
また、同居の鳥が居るようならその鳥の声にも反応します。
カゴを外に出す等してみて下さい。
|
発見したら |
どんな場所に居るかによって違うでしょうが、もし登れるような場所なら迎えに行ってあげて下さい。
鳥は目が良いので遠くからでも飼い主の姿を認識しています。
姿さえ見えてたら逃げる事はないと思います。
ただし、ハシゴなどを使用する場合は驚いて逃げてしまうのでハシゴを使って屋根に登るような場合は離れた場所にハシゴをかけて、屋根を歩いて寄ってゆくようにして下さい。
私の場合はどれも木の上に登ってしまっており、大変苦労しました。
木の下まで行くと、鳥は飼い主が助けに来てくれたと思って非常に喜びます。
家の中で何度かカーテンレールに登ってしまい、降りれなくなってそれを降ろしてあげる事があったのですが、それと同じだと思い喜んでいたようです。
木の上で踊り、おしゃべりし、しばらくすると毛繕いをしてくつろぎ始めました。
彼はいつもの通り、手を伸ばして降ろしてもらえると思っているようでした。
しかし、鳥が居るのは木のうえでハシゴも全く届かないような場所でした。
登る事もできず、鳥が飛んでくれるのを待つしかありません。
飛び始めたばかりの鳥は低い所から高い所には移れても、高い所から飛び降りるのは怖いようで、なかなか飛びません。
彼も飛ぶことが出来ず、そのまま待ってるだけでした。
もし、鳥と同じ高さに登れるなら鳥より同じか、高い位置から呼んでみて下さい。
慣れた鳥ならきっと寄ってくると思います。
彼らは目も良いですから離れた場所からでも人間を観察しています。
好きなおやつを振って見せるとか、食べ物で吊るのも良いと思います。
焦りは禁物です。
棒で突いたりして飛ばそう等とは考えないで下さい。
飛ばしてしまうと見失う可能性が高くなります。
時間が経つとお腹が空いてきますので必ず戻りたがります。
お腹が空くと必死で飼い主の元へと戻ろうとします。
根競べになると思いますが、じっと動かずに待ってるのが良いと思います。
|
見失ったら |
私自身、見失った経験はありませんが、色んな方のお話を聞いた事を紹介させて頂きます。
効果がありそうな順番で挙げますと
1、近所の張り紙
2、保健所への届け
3、警察への届け(遺失物として扱われます)
4、周辺の小学校等へのお願い(子供は珍しい鳥が居たなんて事を良く見てるようです)
5、地元ラジオやCATV等での放送
6、自治体の防災無線(自治体によりNGの所もあります)
7、新聞、コミュニティ誌等への投稿
8、迷子掲示板などへの投稿
すぐに見つからなくても諦めないで下さい
居なくなって何ヶ月もして誰か他の人に飼われて元気にしてたと言う話も聞きます。
|
|
|
|
|